家族が愛おしくなる映画5選!

家族や親戚と過ごすコトが多い、年末年始やお盆休み。そんな思いをより一層高めてくれる家族映画を5選ご紹介します!

モヒカン故郷に帰る

「南極料理人」の沖田修一監督の2016年の作品です。

ビジュアルのインパクトがある松田龍平さんが主演で、父親との関係を描く作品です。
プロのバンドマンを目指していた主人公が彼女の妊娠を機に故郷へ戻ることから物語は始まります。父親との微妙な関係性を描き、男性なら共感するようなお話になっています。

男性って父親との関係性って大人になってから微妙になることってあると思うんですね。男同士だからほどよい距離感がある。頑固親父と息子の不器用なぶつかり合いに、可笑しく泣ける。感情表現の演出が上手く、ストレートじゃないからこそグッとくる映画です。

「横道世之介」の監督でもある沖田修一監督なのですが、ほんわかしたコメディと人物描写が上手で、個人的に好きな監督です。

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リトル・ミス・サンシャイン

サンダンス映画祭など多くの映画賞を獲得した2006年のロードムービー作品です。

美少女コンテストの優勝を目指す娘を、個性的な家族が黄色いワゴン車に乗ってコンテスト会場を目指す物語。旅の道中に色々なことが起こり家族間の関係が修復されていくストーリーをコメディタッチで描かれます。

アメリカの家族愛も国を超えて共感でき、家族愛はどこの国も変わらないんだなと思います。
パッケージもオシャレなのですが、映画も映画らしく見せ所をしっかり描いていて見飽きず、説教臭くないので家族で見ても楽しめる作品です。

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湯を沸かすほどの熱い愛

中野量太監督の2016年の作品です。

余命宣告を受けた母とその家族の物語。僕の周りの男性たちはこの映画を観て涙する、という人が多くいました。宮沢りえ演じる母親の母性なのか、家族愛なのか、男性には共感できる何かかがこの映画にはあるんだと思います。ユーモアがあり力強い絆を作り出している母親が素敵です。

タイトル通りな映画!と思ってしまう映画、オススメです。

海街diary

「誰も知らない」の是枝裕和監督の2016年の作品です。

15年前に姿を消した父親の腹違いの子を預かることになった3姉妹。やがてその子を含めて4姉妹の絆が生まれ家族へとなっていく。

是枝監督らしい、ゆったりとした物語でいて人物描写を楽しんでいるようなお話です。4姉妹、綾瀬はるか・長澤まさみ・夏帆・広瀬すず、と豪華な顔ぶれでそれだけでも思わず見入ってしまいます。

広瀬すずは、台本が無くその場で台詞を与えられて演じたそうですが、是枝監督の演出だそうで、素が出ていてリアリティがありました。家族っていいなと純粋に感じる映画です。

歩いても歩いても

またまた是枝監督の2007年の作品です。

ゴンチチの音楽が心地よく、お盆に親戚や家族で集まる、夏の季節を感じさせる映画です。

15年前に他界した兄の命日に失業している主人公阿部寛が実家へ帰省する物語。顔を合わせたくない厳格な父親や年老いた母親。

大人になると親との距離感が煩わしくあまり寄りたがらなくなる家族は多いんじゃないでしょうか。自分の人生を生きていくと、家族との時間はどこか止まったような空間で、その場に戻ろうとなかなか思わなかったりします。どんなに大きくなっても親からしては、子どものは子どもなので、その扱いが嫌だったり居心地が良くなかったり。

だけど月日は流れていて親も年老いている。離れていないと気付かなかったりもする。コトバでは話さないけど通じ合っている、正面向いて話さなくてもわかり合える。それが家族なんじゃないかと気付かせてくれる映画です。オススメです!

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