面白い案件をやりやい、こんな技術を身に付けたい、年収1千万プレーヤーになりたい。などなど、人には達成したい目的があると思います。
目的を達成するために目標を掲げ、それに向かって取り組む。1行でいうと簡単に感じますが、だれもが成し遂げられるものではないですよね。
だけど、3つの方法で目的を達成できる道筋が見えてきます。この方法は、おそらくたくさんの人たちが実践していて当たり前の事かも知れませんが、言語化していこうと思います。
「目的」と「目標」の違い
参考:「目的」と「目標」 – 違いがわかる事典
目的と目標は、目指すものという意味では同じだが、目的は、最終的に実現しよう、成し遂げよう、到達しようとして目指すもの。 目標は、さしあたって実現させたり、成し遂げたり、到達しようと目指すものをいう。 目標には「目印」の意味もあるように、目的を達成するために設けた目印が「目標」である。
分解
何かを達成したいと思ったとき、現状と理想の間に必ず乖離があると思います。理想の自分と現状の自分には何か大きな違いがあると。理想の自分を目指して、行動していけばいいのですが、そもそも何をしていいのか分からなかったりすると思います。
目的はあるのだけれど、行動するスタートラインに立てくて歯がゆいと感じたことはございませんか?
まずは、何が理想の自分と乖離しているのか分解していきましょう。この作業って当たり前と思われがちですが、結構大事なことで、この分解がしっかりできていないと、そもそも自分は何のために行動しているんだっけと道に迷うことになります。
就職活動でいうところの自己分析というものですね。自分の考えやとりまく環境などを洗い出していく作業です。
ここでは、例として年収1千万円プレーヤーになるということを目的として掲げましょう。
現状が年収600万とした場合あと400万年収をアップしなければなりません。そうすると、年収400万をアップするために自分に足りていないことは何かを分析していきます。
例えば
・案件の領域を広げて他の分野から声が掛かるように、スキルを伸ばす
・圧倒的な結果を出して、業界で有名になる
・副業を始める
など、達成するために何ができるかを分解していきます。例で挙げたことはまだまだ分解する予知があるのでもっと分解していくことが望ましいです。
それをやるためには〇〇⇒〇〇。〇〇をやるためには●● といったように分解していきます。
整理
分解する作業はランダムでもいいので箇条書きで書き出していくことをオススメします。分解できてきたら次はそれを整理していきましょう。
整理する方法はグループ分けをしていきます。どんな風にグループ分けを行うかというと、直近に行えること、その次に行えること、その次に行えることといったように短期・中期・長期で分けていきます。
そのグループの中でも、優先度をつけてグルーピングしていくことをオススメします。優先度の付け方はインパクトの大きいものから優先度を高くしていくことが良いでしょう。
インパクトが大きい方が初めはやる気がみなぎっているので、やる気も増して良いと思いますし、効果も得られます。
実行
最後に、言葉の通り実行していきます。出てきたタスクを一つ一つこなしていくだけで目的は1歩ずつ近づいてきます。だけど、途中で足りなかったり、必要なタスクが生じてきたりもするので、改善していく必要があります。このタスクを出す作業は最初の分解の時なので、そのフェーズは大いに時間を費やして良いと思います。
ですが、分解ばかりして実行までたどり着けないのは本末転倒なので、分解で行き詰まったら、実行していきながらピボットしていくことも1つの方法です。
最後に
分解・整理・実行。道筋を立てて要素に分解して考える。これは”ロジカルシンキング“に似ているかも知れません。何をしたら良いのか分からない時はこの手法を使って導き出すのも1つの手法として良いかと思いますのでぜひ実践してみてください。