年末年始は家でまったりしたいという方に、お正月おすすめ映画5選をご紹介します!
男はつらいよ
現在(2020年1月)、公開されて再び脚光を浴びている山田洋次監督の『男はつらいよ』。
1度は観たことがあるのではないでしょうか?1969年に第一作が上映され50作にも及んだ作品です。渥美清さん演じる寅さんで覚えているかともいるかと思います。
物語のあらすじは基本決まっていて、
- 寅さんの夢落ちから始まり
- 葛飾区柴又にある実家に寅さんが戻ってきて、叔父さんと喧嘩してまた旅に出る
- そこで知り合ったマドンナと恋に落ち
- 最後は振られてまた旅に出る
寅さんのキャラクターが愛されているからこそ同じような展開でも観てしまう。そんな映画です。
家族や親戚と集まって、やることがない時間とかに流しておくだけでも見入ってしまうのでぜひごらん下さい。
釣りバカ日誌
『男はつらいよ』と同時に上映されていたお正月映画『釣りバカ日誌』
1988年に第一作が公開され、計20作品が上映された寅さんに次ぐ松竹映画を代表する作品です。
西田敏行演じる浜崎伝助は釣りバカで、三國連太郎演じる鈴木一之助ことスーさんは伝助に釣りを教えてもらい釣りバカに。平社員の伝助、スーさんは伝助が働く会社の社長、という面白い設定。
こんなサラリーマンいいな。と共感できる部分もあるので、正月のまったり気分に観てみるのもいいかもです。
釣りバカ日誌をHuluで観よう!横道世之介
2013年公開の沖田 修一監督作品。『怒り』などの吉田修一の小説の映画化作品でもあります。
高良健吾演じる横道世之介の大学生活を描く平凡な物語。
友人との出会い、サークル活動、恋愛、アルバイト。バブル期の東京が舞台なので懐かしさのある光景やシーンが盛りだくさんです。
なぜお正月映画に選んだかといいますと、こんな奴いたよな。と誰もがこれまで出会った人物に横道世之介がなぜか当てはまるんです。
そこに共感すると、これまで出会った人たちのことを懐かしみ、過ごしてきた時間をふっと思い返したりして、自分も頑張ってきたな、とかこれからも色んな出会いが待ち受けていると思うと人生楽しいな、とか思って元気になったりするんです。
正月のまったりしている時に見るからこそ、1年の始まりを元気に前向きな気分で過ごせる。そんな映画なのでぜひごらん下さい!
横道世之介をU-NEXTで観よう!クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲
2001年公開のクレヨンしんちゃん映画。
春日部に誕生した“20世紀博”。そこはひろしやみさえたちが育った70年代のテレビ番組や映画、そして暮らしなどを再現した懐かしい世界にひたれるテーマ・パークだった。大人たちは子供そっちのけで“20世紀博”に熱中していくのだったが……。
参照:allcinema ONLINE
70年代の懐かしい雰囲気が描かれ、子ども映画なのに大人も楽しめて感動してしまう映画になっています。しんちゃん映画の中でも語り継がれている名作なので観た方も多いと思います。
親戚の子どもの遊び相手に疲れたときは、この映画を観て自分も子どもも楽しむのもいいかも!
クレヨンしんちゃんをHuluで観よう!THE 有頂天ホテル
2006年上映の三谷幸喜監督作品。
年末のホテルを舞台に様々なトラブルが起こる群像劇。
大晦日を迎えた「ホテルアバンティ」では、ホテルの威信がかかった年越しカウントダウンパーティーの準備で大忙し。そんな中でも副支配人の新堂平吉(役所広司)は、様々な問題に機転を利かせて対応するのだが……。
参照:シネマトゥデイ
三谷幸喜監督の脚本作りは、いつどこで何をしていたのかを一人一人のキャラクターの設定を考えて脚本の中で組み立てていくそうです。なので色んな伏線があり辻褄が合わさっていくので群青劇として秀逸なのです。
この有頂天ホテルは、ホテルという1箇所を舞台にしているので、その設定を意識してみているとまたひと味違った楽しみ方ができると思います。
いかがでしたか?
邦画をメインに選んでいるのですが、邦画だとながら観ができるかなと思って字幕を観なくていい邦画を選定しました。映画なのでながら観は良くないのですがw、人が集まるお正月なので、何かをしながら観ても楽しめる、そんな映画なのでぜひごらん下さい!