天職とは天から授かった職業。また、その人の天性に最も合った職業。
参照:コトバンク
天職と適職を区別する考え方もありますが、どちらも考え方次第だと思います。
桃太郎は鬼退治が天職という捉え方もあれば、強い精神と肉体を持って生まれた桃太郎は鬼退治が適職という捉え方もあります。
今回は天職の見つけ方の紹介ではなく、どんな仕事でも天職(適職)にできる方法を紹介します。
・仕事が大変で悩んでいる方
・忙しくて自分を見失いがちな方
【わかること】
仕事を楽しくする方法がわかります
仕事を天職にする考え方とは
- 天職の定義とは
- 『生きがい』を感じるときを知る
- 『仕事を天職』ではなく人生の天職を見つけよう
天職の定義とは
働く環境は自分に合っているか、その職種が自分に合っているか、または生き様に直結しているか、など…現代には多種多様な職種があり、どの職業が自分に合っているか見つけにくくなっているのかも知れません。今は『副業』が浸透してきているので、天職の定義は本職にとどまらず仕事に対しての天職という考え方が変わってきています。
その人にとっての天職とは、その仕事を通して、その人に多くの気づきを与えてくれるものである
参照:面白法人カヤックの社長・柳澤大輔さん
とにかく色んなことをやりまくるしかないでしょ。いつ見つかるかは時の運だよ
参照:ホリエモンこと堀江貴文さん
自分の中で成功体験だと思えるものがないのならまだまだ色んなことにチャレンジすべきだ
著名な方も『天職』に対して様々な考え方を持っています。
柳澤さんは『多くの気付きを与えてくれるもの』が天職だという考え方。
ホリエモンは『自分の成功体験だと思えるもの』が天職だという考え方。
どちらも違う考え方ですが、どこか同じようなことを言っているようにも思えます。手法は違うけど捉え方は同じで『やりがい』を感じる時を指しているようにも思えます。
自分が『楽しい』『面白い』な『やりがい』を感じる瞬間を体験できることが、人生のほとんどを費やす『仕事』で得られることが天職と思う動機になるのだと思います。
それは、どんな仕事でも天職になり得ると思います。
例えば、毎日荷物をダンボールに詰める作業を行うとします。単純作業で飽きる、もしくは誰の役に立っているのか分からない、などの理由でこの作業を天職と思う方はいないかもしれません。
しかし、いかに効率よくダンボールに荷物を積む方法を考えて実践するかなどその作業をよりよくするために考えたり、別の方法で荷物を積む方法を実践してみるなど『考え方と行動』でその作業は面白くにもなり、その人にしか出来ない天職になるかもしれません。
上の例えは少し飛躍していますが、どんな仕事でも『やりがい』は存在し、それは自分自身の中で醸成できるものです。
『生きがい』を感じるときを知る
『やりがい』を感じるときは、時間の経過(成長)とともに変化するものだと思います。
時間経過とともに、多様な社会や人と触れ合い視野が広がって人は成長していきます。そのため、その時に感じた『やりがい』は年齢や環境で変化していきます。
そこに通じるのは、その人の『生きがい』なのだと思います。
自分自身、どんなときに楽しいと感じ、どんな時に嬉しいと感じるのか。
自分の「心」の声をしっかり聞き取れる時やその環境に身を置いた時、または「心」の声を生活に反映できている時に「生きがい」を感じられる。
しかし、仕事をしていると責任を負う事や愛想を振りまく事など、プライベートな自分とは別の自分
を演じなくてはならない時もある。そうすると、仕事中の自分とプライベ ートな自分の間に開きが出てきてその開きが大きくなると精神的に疲弊してきます。
正直な自分の声に耳を傾けられなくなると「生きがい」を見失う。
天職とは何なのだろうと悩んでいる方は、自分が楽しい特や嬉しいときの状況や思考を見つめ直し、それが満たされているのかを考えることこそが天職を見つける近道なのだと思います。
『仕事を天職』ではなく人生の天職を見つけよう
『生きがい』を感じるときを仕事を通して得られているか。それは、仕事だけでなく人生においての天職を見つけることが大きな柱になるのだと思います。その大きな柱を見つけるには自分自身の声に耳を傾けて聞き逃さないことが大事です。
忙しい日々だとその時間を作ることが難しいこともありますが、10分だけでも何もせず自分と向き合う時間を作ることが天職を見つける近道だと思います。